2025年7月25日(金)に松沢資料館の見学会が開催されました。弊社では理念教育のため、年に1回本見学会を実施しております。松沢資料館は賀川豊彦の思想と実践とを後世に伝えるため、賀川豊彦に関する貴重な資料を蒐集、整理保存して一般に公開、調査研究に資することを目的とし、多くの人々や団体からの寄付金により、1982年10月に開館された施設です。
 そもそも、この記事をご覧の皆様は【賀川豊彦】という人物をご存じでしょうか。生協の生みの親とも言われている人物ですが、なかなか普段聞くことがないのではないかと思います。実は【三大聖人】として、「カガワ、ガンジー、シュヴァイツァー」と称されておりまして、世界的に有名な人物となっております。
 賀川豊彦氏は自身の病気を顧みず、その生涯を教育や福祉に力を注ぎ、皆の生活向上の為に協同組合を立ち上げ、現在のコープへと続く礎を築いた人物です。日本の協同組合運動全般に影響を与えており、彼がいなければ現在の組合体系はなかったかもしれません。
 参加者達も彼の半生や生協理念の源流となる話を興味深く聞いておりました。本見学会で生協理解を深めることができ、有意義な見学会となりました。