2008年に中途採用でCIS(コープ情報システム株式会社の略称、以下CISとします)に入社し、今年で17年目になります。
入社当初はNotes(当時、日本生協連グループと一部の会員生協※で共同利用していたグループウェア)のシステム管理を2年ほど担当しました。その後、数年毎に社内異動を重ね、会計系、通販系、商品事業系など日本生協連のシステムの開発や運用を経験し、現在はコープ共済連のインフラ周りの運用や、職員さんや会員生協からのお問い合わせの対応を担当するグループの仕事をしています。
※会員生協とは、生活協同組合(生協)の一部であり、地域や職場、大学などで活動する生協の中で、日本生協連に加盟している組織を指します。
もうだいぶ昔の話になりますが、前職では、ビジネスアウトソーシングなどの事業を行う企業で、主に損害保険会社さん向けの業務をしていました。
例えば、手書きの申込み書類をパンチ入力してデータ化しフロッピーや磁気テープ等で納品する、保険証書や契約更新のお知らせを印刷し発送する、といった業務内容です。
当時まだそれほど業務のIT化が進んでいない中、そういった業務の開発や運用などいろいろやっていました。あまりITに強くなくても働きながらITについて学べ、活かせる職場として、CISへの入社を選択しました。
ここ数年は、コープ共済連のインフラ関連の運用保守を担うグループのマネージャーをしてきました。
主な業務はリプレース対応や障害対応で、古くなったネットワーク機器やサーバー機器を新しい機器に交換したり、トラブルが発生した場合の復旧や再発防止のための対応です。コープ共済連内部で利用している島ハブ、無線LAN、OA機器などから、連合会であるコープ共済連と全国の会員生協で共同利用しているネットワーク機器やサーバー機器まで幅広く対応しています。
最近はクラウドサービスの導入や管理の仕事も増えています。また、この春からは、コープ共済連のサポートデスクを担当するグループと統合され、業務範囲が広がることになりました。こうして、新しい技術や人たちに触れる機会も多々あり刺激的で、全体的に働きやすい環境で仕事ができています。
入社当時は、日本生協連からの出向者の割合が多かったです。2012年度から新卒採用が開始され、キャリア採用も継続的に行われ、今ではCISのプロパー社員が中核となっています。
コロナをきっかけに在宅勤務も進みましたし、最近は事務所出勤時の服装もドレスコードフリーになって自由化されました。そういった職場環境の面でもだいぶ変わったと思います。
また、働き方改革推進室という部署が出来て、企業型DCの導入、休日数や評価制度の見直しなどの人事制度改革が進んでおり、今まさにCIS独自の雰囲気や文化というものが作られている最中であると感じています。
CISのワークライフバランスはとても良いと感じています。
トラブルが発生し、緊急で夜間や休日に対応を行うこともありますが、フレックス勤務で調整ができますし、会社としても、残業や夜間対応の削減を積極的に進め、ワークライフバランスのさらなる向上を常に目指しています。
休日の過ごし方については、昔から走るのが好きで、数年前まではマラソン大会にも出ていました。足の故障やコロナ等により現在は軽いジョギング程度になりましたが、とてもリフレッシュできます。
プロジェクト管理や要件定義、運用保守、サービス管理などの生協の業務システムやITインフラに関する幅広い業務がある為、いろいろな人に門戸が開かれている会社だと思います。
ITは日進月歩の業界ですが、当社は資格取得支援、eラーニングや各種研修などの環境が整っていますので、自分の業務に関わる知識を深めていく好奇心がある方には魅力のある会社です。わたし自身も最近、情報セキュリティ系の勉強に取り組んでいます。情報セキュリティの重要性は業務を通じてその感じていたものの苦手意識がありましたが、社内の研修を受けて興味を持つようになりました。
技術以上に一番大切なのはチームワーク、コミュニケーションで、そこがきちんと出来て自己啓発を続けられるなら、入社時はそれほどITに強くなくても活躍できる場所のある会社です。
インタビュー時:2025年