2010年入社 開発事業部 事業システム2部 開発1グループ

学生時代は環境の勉強をしていて、木材のライフサイクルアセスメント(LCA)に関する研究をしていました。 もともと親がコープを利用していて身近に感じていたこともあり、日本生協連に入職しました。 最初にコープECRセンターに配属されました。 帳票の改良等を行っていたところ、システムに関心があることをセンター長に見抜かれ、この会社に異動になりました。 趣味はバドミントンで、日本生協連のバドミントンサークルにも所属しています。

1.どんなお仕事をしていますか?

日本生協連商品事業の基幹システム稼働後、新倉庫管理システムの段階移行を行っています。 日本生協連はコープ商品を店舗運営や宅配を行う全国の生協に納品しており、その注文を受けたり、倉庫に出荷指示をしたり、取引先に発注したりといった業務を支える仕組みの一つです。

システム会社というとプログラムをひたすら書くようなイメージがありますが、メイン業務はシステム開発のプロジェクト管理です。 日本生協連の業務部門から要望を聞き取り、仕様を固め、製造、テスト、本稼動立会いまで実施します。 製造はシステムベンダーに依頼することもあり、日本生協連とベンダーの橋渡しとしての役割も担っています。

2.仕事の面白み、難しさを教えてください。

業務部門の様々な要望をもとに開発を行いますので、ひとつとして同じ仕事はなく毎回対応が異なります。 倉庫・在庫管理など様々な業務があるのでその全てを理解しているわけではありませんが、打合せを通して話を聞き、最適な仕様に落とし込んでいきます。そこが難しい部分であり、成長の糧でもあります。

3.出向されて自分が成長したと思うところは?

日本生協連入職後、コープECRセンターという会員生協からの商品受注と取引先への納品指示を行う部署で2年間働いていました。コープECRセンターでは当たり前のように使っていたシステムがどのような仕組みで動いているのか、当社の仕事を通して理解することができました。

また、コープECRセンターとコープ情報システムでは仕事のスパンが異なります。コープECRセンターは、基本的に電話を受けたその日のうちに対応することが基本ですが、コープ情報システムは月・年単位のプロジェクトに取り組みます。スパンが長いとスケジュールの立て方が重要になります。最初にどれだけスケジュールを具体的にイメージできるかが大切です。出向当初はどのような作業が必要なのか分からず、スケジュールを立てるのが難しかったです。どの段階でどれだけ忙しくなるか、実践して経験を積むことで、自信を持ってスケジューリングすることができるようになりました。

 

将来、日本生協連に戻ってからも、業務の基盤となるシステムを理解していることは、非常に強みになると思います。システムと業務の両面からの視点で、業務の改善・最適化の提案ができるようになりたいと考えています。

4.この会社の魅力を教えてください。

日本生協連という大きな組織のシステムを任されているという責任感と達成感があります。私は日本生協連からコープ情報システムに出向してきましたが、コープ情報システムから日本生協連に出向することもあり、業務経験を活かした仕事ができます。

職場は基本的にワンフロアで、相談しやすい環境です。また、全国転勤がないため、落ち着いて生活できます。

5.休日は、どんな事をして過ごしていますか?今、夢中になっている事は何ですか?

平日は基本的に事務所で座って仕事をしているので、休日は外出してリフレッシュするようにしています。旅行が好きで、昨年パラオに行ってきました。

知らない街をぶらぶら散歩するのも好きで、坂や川に沿って歩いたり、商店街や住宅街を歩いたり。住宅街で曲がりくねった小道を見つけると、昔は川だったのかな、とわくわくします。

6.上司(部長)からのコメント

元々システムの経験があったわけではありませんが、日本生協連の出向者としての経験を活かし、ユーザー側の視点をもって業務に取り組んでいただいている点が強みだと思います。

仕事に対してまじめな姿勢が印象的で、期待している通りに仕事を進め、着実に成果を上げていただいています。特に、調整能力には信頼を寄せています。業務部門との調整、ベンダーとの調整等は当初から口を出す必要がないほど安心して任せることができました。

多方面との調整が必要になるプロジェクトマネジメントは彼の得意とするところです。今後も様々なプロジェクトに関わりながら成長することを期待しています。

インタビュー時:2016年